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綾川りのさん出演「チェンジ・ザ・ワールド」観劇レポ
初めに感想を書いてしまうと、1000円という価格は安過ぎると思える程に良かったです。正直、養成所の卒業公演との事で、ちょっと退屈な学芸会的なものを見せられるのではないかと思っておりました。
しかし、役者さんの演技は他の劇団の本公演と比べても遜色がなかったですし、ストーリー的にも面白く、とてもレベルの高い公演だったと感じました。…見くびっていてごめんなさい。
・開演前
今回の面子は、いつもの…と書くのもアレなので、りのっぴ担当ひめまささん、pacific_18さん、越谷さん、少し遅れて雀鬼龍さん。所謂「ぽんこつお兄ちゃん」です。下北沢から歩く事15分弱。ありましたよ、東演パラータが…住宅地の真ん中に。こちらは、稽古場という位置付けで宜しいのですかね?
キャパは100弱。客層は卒業公演という事もあってか、関係者や出演者のご友人の方が多かったみたいです。
あ?ヲタ?折れ達を含めて10人位ではないでしょうか。このキャパに対して10人は結構な人数かも!?
ひめまささん達は、舞台左の最前列に陣取り、折れと雀鬼龍さんは舞台が見渡せる最後列に座りました。
理由は謎ですが、折れは目に見えてテンパり、雀鬼龍さんも平静を装ってはいましたが、かなりテンパっていたとの事。二人とも超ヘタレ野郎です。
こんな感じで、定時より数分遅れて開演。
・あらすじ
主人公の「北沢正平」は、リーダー格の「山崎」に逆らうのが怖くて、同様の理由で逆らえない「平山」と共にグループで、恐喝目的のイジメを行っている高校生。ある日、担任の先生にある生徒の見舞いをして欲しいと頼まれる。その生徒「柳健一」は癌で余命半年の命だという。「ボランティアだから」と渋々引き受ける北沢。
初めは柳の母親が心配するからという理由で「親友のフリ」をしている筈だった北沢と柳だったが日を追う事に友情が芽生え始める。
ある日、北沢が柳に問う。「死ぬ前に何かやりたい事はないか」と。柳は
柳:「僕にはやりたい事が3つある。3番目は『バスケがまたしたい』
2番目は『キスがしたい(出来れば「三の宮さん」。補欠は看護婦長)
…1番目は…1番目の願いは、誰にも言えない」
と答える。北沢は柳の願いを叶えるべく奔走する。中学生の時イジメから助けてやった貸しのある三の宮と、看護婦長に柳とのキスの嘆願をするも玉砕。
まずは3番目の願いから…と、学校からバスケットボールを借りてきて病室でバスケを慣行。柳は「またバスケをする事が出来るとは思わなかった」と嬉し泣き。この時、ベッドの裏に隠していた包丁を取りだし、どうしても話したがらなかった1番目の願いを語り出す柳
柳:「僕には殺したい奴が一人いる…僕は父の仕事の都合で転校して
来たと言ってたけれど、それは嘘だ。グループでイジメにあっていたんだ。
いきなり携帯で呼び出されて金を巻き上げられてボコボコされる
…あいつらは人間じゃない…
でも、本当に悪い奴はリーダー格の一人だけなんだ。
他の2人は怖くて従っているだけ…哀れな奴だよ。
でも、こうやってバスケをしたらそんな気持ちはなくなってしまったよ。」
ここから北沢の苦悩が始まる。今の柳の話は、自分がやっている事と全く同じはないか、と。そして、自分をヒーロー視している柳と、彼に隠しているいる、本当の自分の弱い姿のギャップに。
ある日の晩、柳の病室に三の宮が見舞いにやって来る。ぎこちないながらもキスを勝取る柳。三の宮が帰った直後、看護婦長とのキスまで勝取る柳。北沢の情熱が二人に伝わったのか、それとも命の短い柳に起こった奇跡なのか!?
その晩、柳は自分が死んでしまった時の為にと母親に北沢に向けた感謝の手紙を託す。友達でいてくれた事への感謝、自分の為に色々としてくれた事への感謝を。「正ちゃん…ありがとう」と。
場面が変わり、山崎、平山が話している所に北沢が現れる。
北沢:「柳が…死んだんだ…」
山崎が「じゃあボランティアも終わった事だし、またアイツ(イジメの対象)呼び出そうぜ。」と言い、平山に携帯で呼び出すように命じる。しかし、北沢は
北沢:「もうアイツをやるのはやめよう…アイツは柳なんだ。」
しかし山崎は平山に再び呼び出すように命じる。山崎と平山を殴り、それを力ずくで止める北沢。山崎と殴り会うも、敵わず結局地べた這う北沢。納得の行かない二人。そして、山崎が問う
山崎:「一体どうしたってんだよ!理由を言えよ!」
よろよろと起き上がりながら答える北沢
北沢:「理由なんてねぇよ…ちょっと世界を変えてやろうと思ってさ…」
「今度アイツをやる時は、俺が山ちゃんの相手だ!」
一人残された北沢は、平山が置いていってくれたベットボトルの水を頭からかぶり空を仰ぐ…その表情は、何かに開放されたかのような表情だった…。(クラプトンの「Change
the World」にのせて暗転)
〜END〜
・舞台でのりのっぴは…
りのっぴは、主人公「北沢」に柳とキスをしてくれと頼まれるクラス委員の「三の宮和子」役。絵に描いたような委員長タイプで気が強い女の子というキャラでした。大体開演から15分過った頃に
りのっぴ登場。
日記に書かれていたように、ブレザー姿です。この場面では、ブレザーの上にPコートを着て、Suger kissのジャケットっぽいマフラーを装備しています。んが、注目すべきは下半身。スカートが微妙にミニです!そして…茶色の革靴に黒ソックスですよ!黒ソックスーっ!
マジで萌えた…超キュートッ!
(現役で通用しますよ、ええ。)
見た目が微妙に委員長っぽくなかったような気がするのですが(髪をカラーリングしていましたし)可愛いので(゚ε゚)キニシナイ!!
そんな激しく萌えるお姿で、「私の気も知らないで…」と拗ねたり、「ごめんなさい…」と急に弱気な所を見せられたりしたもんだから、邑子たん一筋の折れも流石にグラッときましたよ?
この時、MOE2さんやひめまささんなんかは、最早舞台を見ている表情ではなくなっていたのではないでしょうか。
りのっぴ2度目の登場は、柳の病室に見舞いに行くシーン。
ここで、信じられない光景がっ!
柳の「月が綺麗ですね」の声に無言のりのっぴ。りのっぴにジリジリと近寄って行く柳。向かい合い、りのっぴに迫る柳。体ごと後に仰け反るりのっぴ…その直後、りのっぴの方から柳に近付き、目を堅く閉じながら唇にチュッ!!(はーと)
リ、リリ…リアル接吻っ!!
キースー…ヤックデカルチャー!ワウワウワウワワワ…
(残響音含む)
この瞬間、ひめまさが死んだー!
ほんの0.5秒のフレンチキスでしたが、生キスがこれ程の威力があろうとは!?この折れですら「ありえねー」と思ってしまいました。正直言って
胸がふるえた!胸がギュッとなった!
りのっぴの出番は以上でしたが、強烈なインパクトと心の傷を残して舞台から去って行きました。
ちなみに、故人はこんな言葉を残しております。
「ちきしょう、おまえが病気なんかで逝く前にこっちが
今すぐにでもヘブンズゲートへ案内してやるぜ」
…負け犬の遠吠えやね。( ´,_ゝ`)プッ…
・作品の感想とか
イジメ・人の死・友情とは何かという重くなりがちなテーマなのに、各所に散りばめられた笑いのお陰で、陰鬱な気持ちにならずに観る事が出来ました。そして、泣かせ所ではしっかり締めていて、実にメリハリがあったと思います。
笑いの面では、二人とキスした後の柳の表情は最高でした。大声で笑ってしまいましたよ。そしてグッと来たシーンは、二人でバスケットをやって柳が泣いてしまう所でしょうか。折れはあそこが一番良かったです。
それと、他でも言われておりますが、1時間10分という短い上演時間ながら、話をうまく纏めている所も流石だと思いました。折れ的に無駄と思えるシーンは、山崎が自分の境遇を平山にうっかり喋ってしまうシーンだけでした。
彼には、母親が多額の借金を抱えて自殺してしまったという背景がありましたが、それだからイジメをして良いという理由にはなりませんし、彼の言う「弱い奴は何をやっても駄目だ」という価値観の理由付けには強引かと。彼にはただの悪者でいて欲しかったです。ただ何となくイジメている方がリアリティがあって良かったかなぁ、と思いました。
それと、先程の意見とは背反してしまうのですが、柳の死に対する恐怖をもっと痛々しく描いて貰えれば、人の命の重さがズシンと伝わって来るのではないかと思いました。敢えてそうしなかったのだとは思いますが。
んで、この作品は、中高生あたりの年代に観てほしい…というか、想定して作られているのですよねぇ?>詳しくは知りませんが。
北沢は柳の死をきっかけに、自分の置かれている世界を変えようとしました。そのきっかけは重いものですが、我々だってちょっと勇気を出して一歩を踏み出さば自分から世界を変える事が出来る訳ですよね。
「理由なんてねぇよ…ちょっと世界を変えてやろうと思ってさ…」
という北沢の台詞は多少キザではありますが、良い台詞ですよね。これから先、彼の状況が好転するかは分かりません。けれども、山崎の恐怖に打ち勝ちイジメをやめた事で、彼は少しだけ自分の世界を変える事が出来たのではないかと折れは思います。
冒頭にも書きましたが、「チェンジ・ザ・ワールド」を観て本当に良かったです。役者の方の演技は熱く、とても気合が入っているのが伝わってきました。そう言えば、昨日から「Change
the World」が耳についてはなれません。出来れば、もう1回観ておきたかったなぁ。
・終演後
ここら辺は一歩間違えると単なる自慢話になっちゃうんだよなぁ…でも、痛香ばしいのはいつもの事だから、克明に書いちゃうヨ!
終演後、心地よい感動と共に、別の虚脱感に襲われている折れと雀鬼龍さん。最前列の皆様と合流して、りのっぴにご挨拶に向かいます…が、この東演パラータには、風浪の時の紀伊国屋ホールのようにロビーはありません。役者さんと観客の歓談の場は
路上…しかも、住宅地の真ん中。
(車が頻繁に通るので轢かれないように気をつけましょう)
路上では、学生服を着た役者さんを観客が取り巻いているという、シュールな光景が繰り広げられておりました。一瞬、「ここはどこのコスプレゾーンですか?」と聞きそうになりました。>卒業シーズンだし有りですかね?
ええ、我等がりのっぴもおりましたよ〜
ブレザー姿のままで…くはっ、超萌え!
んで、ご挨拶とお話をちこっとさせていただきましたよ。
「りのさん、お疲れ様です。」と声をお掛けして、微妙にテンパっているひめまささんを援護すべく…というか折れがお話ししたかったのでトーク開始。
折れ:「りのさんの制服姿、チョー可愛いですね。」
りのっぴ:「わー、そうですか?ありがとうございます。」
と照れながら、ピョンピョンとジャンプをしつつ後ずさるりのっぴ…
先生!りのっぴが折れ達を萌え殺そうとします!
(いや、マジでチョー可愛かったんですって!)
萌えまくる一同。引き続き…
折れ:「キスシーン凄かったです。本当にやるとは思いませんでした。」
りのっぴ:「だから、キスシーンだって言ったじゃないですか。
もう、リハーサルを入れたら何回した事か…(笑)」
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いかーん!ひめまさが精神的ダメージを受けている!
苦笑いの一同。
…良かれと思って話を広げたのが仇になってしまいましたか?
気を取り直して、精神を蝕まれ中&テンパリ中の彼が花束を贈呈。カードには「ぽんこつお兄ちゃん一同より」のメッセージ付です。
続いて、ひめまささんが、りのさんにお誕生日のプレゼントを贈呈。直にプレゼントを渡せる光景に激烈に嫉妬する折れ。ふーっ!ふーっ!
ひと段落して自己紹介。先程から一言も発しようとしない雀鬼龍さんを紹介しつつ話を振ります。
りのっぴ:「あー、HP知ってますよっ!」
雀鬼龍さん:「あ、ありがとうございますっ。(あせあせ」
流石は35万Hitサイトの管理人です。しかし、他に言う事はないのでしょうか?
雀鬼龍の意気地なしー!(アルプスの少女のように)>前回テンパって「邑子たんに宜しくお伝え下さい」と、ありえない発言をしたクセにこの言い草。
掲示板にも書いた事もないし、メールもお出しした事がないので、折れのような糞野郎の事は存じておられないと思いつつも自己紹介。
りのっぴ:「邑子たん親衛隊の方ですよね?」
…嬉しいような…死にたいような。
「キター!」と言いつつ、微妙に落ち込む折れ。
折れっていつもこんなだよね…はい、頭のおかしな人ですよー。(;つД`)
そんな折れの心情を他所に、本日の「ぽんこつお兄ちゃん」的本命である、寄稿依頼交渉に出るひめまささん。が、がんばれっ!(握り拳)…しかし
りのっぴ:「嬉しいです。私で本当にいいんですか?早速書きます。」
と、あっさりと快諾して下さるりのっぴ。あっさり過ぎて呆然の一同。
りのさん、本当にありがとうございました。
気を良くした一同は、図々しくも握手を求めます。ひめまささんが握手をして貰っていて羨ましかったので折れも
折れ:「私も、握手宜しいでしょうか?」
と握手を求めると
りのっぴ:「邑子たんじゃなくて、ごめんなさい。」
と素敵なアメリカンジョークを交えて握手をして下さいました。
…裕美姐さんに続き「みずいろ」の方達は、ツッコミが厳しいです。
ああぁ、いじめられるのって気持ちイイ!…(ノ`□´)ノ⌒┻━┻ ウワーン!!
と、こんな感じでお相手をしていただきました。ふと気づくと…
またもや作品について一言も感想を言っていない折れ。
という訳で、一生懸命書きました。久々に気合を入れたので疲れたよ。
しかし、この舞台、怒涛のイベント日程を締め括る良い舞台でした。
追記…故人はこうも言いました。
「それにしてもササ身君。本当に邑子たん以外では饒舌やね?」
ならば貴様に問いたい。
小学生の頃、貴様は好きな女の子を意識する事なく饒舌に喋れたのかと!
でもねー、昨日で折れも、りのっぴのファンになっちゃったよー。>折れは、こういう所はチョー現金な男です……はっ!?これってもしやDD?
参加した皆様、お疲れ様でした。
そして、功労者のひめまささん、お疲れ&おめでとう。
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